【速報】肩に塗るだけで避妊ができる!?「塗るコンドーム」ニュース
- 2019.02.02
男性の避妊方法は!?と聞かれてすぐに思い浮かぶ方法は何でしょうか?
ほとんどの方が、コンドームと答えるでしょう。
コンドームの他にもパイプカットやホルモン飲用、注射などがありますが、
これらは実用性に欠けているので、あまり使われていない方法です。
今回紹介する避妊方法は全く新しいもので、将来的に男性の避妊方法の主流になるかもしれません。
その方法というのは、「塗るコンドーム」です!!しかも肩にです!!(笑)
なぜ塗るコンドームが開発されるようになったのか、一体どういうメカニズムで避妊ができるのかなど、
疑問も多いと思うので、早速みていきましょう!
先程も説明した通り、男性の避妊方法には、コンドームを装着する以外に、
パイプカットやホルモン飲用、注射などがあります。
ですが、パイプカットは一度手術してしまうと、元に戻すのは非常に困難ですし、
ホルモン飲用、注射は効果は高いのですが、重篤な気分障害などの副作用が多いので実用性に欠けています。
そこで、飲んだり注射するのではなく、「ホルモン剤のゲルを皮膚に塗っちゃえ!」という方法が注目され開発されるようになりました。
「塗るコンドーム」のゲルは、プロゲステロンとテストステロンという2種類のホルモンが含まれたゲルで、プロゲステロンは精巣が成熟した精子を作るのを防ぎ、テストステロンは、体全体のホルモンのバランスを調整する役割を担っています。使用方法は簡単で、このゲルを毎日、肩や上腕部にこすり付けるだけのようです。
毎日というのが少し面倒ですが、肩や上腕部に塗るだけというのが簡単でいいなと思います!!
2012年の報告によると、通常、精液1ml当たりの精子数は1500万個~2億個ですが、ゲルを塗ることによって精液1ml当たりの精子数を100万個まで減らすことができたそうです。2018年4月から、米国、イギリス、イタリア、スウェーデン、ケニアの各地に住む400組のカップルが4年間の臨床試験に参加しています。臨床試験が成功して、1日でも早く「塗るコンドーム 」が実用化されて欲しいですね!!
↓純粋に使ってみたい・化学の進歩って凄いと思いますよね!!
男性用塗るコンドーム 気になる
— でんぱちゃん (@supika_z_lub) December 2, 2018
肩に塗るコンドームできたってきいてここまで来たか感凄い
— ますと (@wkr0428) December 1, 2018
俺も塗るコンドーム使いたい
— 皇帝アイスクリーム (@Handoutei745) December 1, 2018
↓女性が塗ることによって安心度が増すという声も
https://twitter.com/pillxpill/status/1068896877423190016
↓一時的に精子が死滅するだけなので今のところそういった心配はなさそうです。今のところですが(笑)
塗るコンドーム半端無いな、どんなものなのかよくわかってないけど人類滅亡できちゃう気がするんだが・・・
— みり (@millipore4) December 1, 2018
↓筆者も、この辺が塗るコンドームの欠点なのかなと思ってます!!
大丈夫!塗るコンドーム付けてるから!とか言うクソが出てきそう←
— 平等陰キャ鳳凰堂 (@ANA_SyawaHead) December 1, 2018
https://twitter.com/Yy_7Fm/status/1068765603442253824
・従来のコンドームのように装着しなくていい。
・肩に塗るだけで避妊できる。
・精子の数を減らせるだけで、0にするわけではない。
・本当に塗っているのか目で確認できない。
・性感染症にかかる可能性がある
・毎日塗らなければ効果が得られない。
「塗るコンドーム」が誕生したというニュースを、聞いたときに、
まず、純粋に化学の進歩って凄いなと思いましたし、使ってみたいと思いました!
毎日というのが少し面倒かなと思いますが、肩に塗るだけで避妊ができるというのは、簡単でいいですよね!
「塗るコンドーム」の最大の魅力は、従来のコンドームのように装着しなくていいという点で、現在、付けてない時の感度にどれだけ近づけられるかという課題を各メーカーが抱えている中で、そもそも付けないというのは画期的だと思います。
まとめで挙げたように、精子の数が0になるわけではないので、100%避妊ができるのかという問題や、望まない妊娠は回避できるが、従来のコンドームでは可能な性感染症対策ができないといった問題があります。
前者は、臨床試験で明らかになると思いますが、後者をどうしていくかが課題になってくると思います。
ネガティブな面もありますが、個人的にかなり期待していますし、1日でも早く「塗るコンドーム」ができて、使用できる日がくる事を願っています。皆さんも「塗るコンドーム」が実用化された際には、ぜひ、使用してみてください!!
参考:「Science Alert」「Bloomberg」「NIH」など