どこで買えば良い?海外でのコンドームの買い方まとめ
- 2018.11.28
普段何気なく使っているコンドーム。いつコンドームが生まれていつ今のような形になったのか、どのような進化を辿ってきたのかコンドームの起源から現在までの歴史をまとめました。
コンドームは何処で生まれたのでしょうか、人類の進化や繁栄の裏には生殖は欠かせません。その中で避妊具がどのような形で生まれ、コンドームといつ呼ばれるようになったかまとめました。
紀元前3,000年頃の初期エジプト王朝時代はヤギや豚の盲腸、膀胱がコンドームとして使用されていたようです。しかし現在のような避妊具や性病予防具としてではなく、衣服が十分ではなかった時代に子孫を残すために重要な陰茎を暑さによる熱帯病や昆虫に刺されたりすることから守るために主に使用されており、時おり性行時の小道具や身分、地位の高さを表すものとして用いられていたようです。これが避妊具を表す最古のものだと言われています。
コンドームという名前の由来は17世紀、イングランド王だったチャールズ2世が王位継承の混乱を避けるために避妊具を利用し始めたことに起因すると言われています。その時の侍医であったコントン氏の名前が由来となって避妊具が「コンドーム」と呼ばれ始めたと言われています。ただその時代でもまだヤギや豚の盲腸、膀胱を利用していて魚の浮き袋を利用した通称「フィッシュスキン」と呼ばれるものもあったようで、現在のようなゴム製の原型に行き着くまではさらなる時間を要しました。
コンドームはいつ現在のようなゴムを使った形になったのでしょうか。近現代におけるコンドームの歴史をまとめました。
世界でゴム製コンドームが生まれたのはアメリカの「グッドイヤー」やイギリスの「パンコック」などがゴム技術を進歩させたことで1844年ごろ生まれたとされています。日本では当時、まだ江戸時代でした。日本で初の国産ゴム製コンドームが誕生したのは明治の終わり1909年まで待つことになります。
コンドームの発達は人口の増減と強く相関関係があります。日本でのコンドームの発達は第二次世界大戦後のことで、生産量としては第二次ベビーブーム時にピークを迎えています。その中でオカモトやサガミという世界的にも技術力の高い会社が日本のコンドームを発達させてきました。世界でも最薄の「0.01mm」を実現した高い技術力を持って、次はいかにコンドームを使用する文化を浸透させていくか、そのような役割を求められています。
日本では避妊具としてのイメージが強いコンドームですが、海外では性感染症の予防として使われている場合が多くあります。日本でも性感染症は増加傾向にあります。今後コンドームの必要性がますます増加していく中でさらなる発達と文化の成長が期待されます。